2013/08/16

前に進む




5月の末に買った下駄が、ようやく足になじんできました。

こうなったらこっちのもの!

はじめは歩きにくかったり、鼻緒が甲にすれていたかったり

ですが、今となっては
足の裏に下駄がすいつくここちよさです。


歩くときには、自然と腰のあたりがすっとのびて
背筋がきれいに伸びます。
目線が高くなり、自分のいるところから遠くの方まで見通せます。

踏み出した足は、股関節からフリーになり、
足首もフリーになりながら前へ前へと進みます。

一瞬、足が股関節からフリーになるので
よけいなものがどんどんフリーになってく。

もう一方の後ろに残った足はというと、
しっかり地面を蹴って、
これまた下駄の歯があるおかげで
前にすなおに進む力がかかります。

結果、
前へ前へと、
体ごと、進んでいくのです。

気持ちが滞っているときでも
体が前に進んでいく動きをしますと
だんだん気持ちも前に向いていきますね。





実は、私の祖父は下駄屋さんでした。

こうして下駄を日常的にはいて外を歩いてますと
祖父とのつながりも感じてみたり。

母から聞いた話では
祖父は絶対に値段を下げない、
下駄の修理のときには必ず洗って持ってきてもらう

という人だったそうです。

洗わずに持ってきちゃったお客さんの下駄は、突っ返しちゃうんですって。
で、洗ってきてもらう。

「いやなら、よそいってくれ!」

って。職人さんの心意気。


私はよく、木の話を祖父から聞きました。
内容は覚えてませんが、
下駄を作るにも、いろんな木の種類があるんだそうです。

もう他界してしまいましたが、
お盆だからかなー。
なんかふと思い出します。

関連記事
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント